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形状ラインナップが充実したスタンダードタイプの粘性流体封入式ダンパー

構成

  • 可動部材質 : FESシリーズ(スチレン系TPE、 硬さの目安 JIS TYPE A20~70)
  • 硬質部材質 : FPPシリーズ(ポリプロピレン)
  • 粘性流体 : FSGシリーズ(広温度帯域シリコーングリス、2.5万~200万mm2/s相当)

材質バリエーション

【可動部材質】
FESシリーズ(スチレン系熱可塑性エラストマー)
品番 硬さの目安(JIS TYPE A)
FES-11620-G81 20
FES-11625-G81 25
FES-11630-G81 30

FES-11640-G81

40
FES-11650-G81 50
FES-11660-G81 60
FES-11670-G81 70
【硬質部材質】
FPPシリーズ(ポリプロピレン)
品番 カラー
FPP-1020
黒(Black)
FPP-1020GY 灰 (Gray)
FPP-1020VI 紫(Violet)
FPP-1020Gn 緑(Green)
FPP-1020B 青 (Blue)
FPP-10004-Br01 茶(Brown)
【粘性流体】
 FSGシリーズ(広温度帯域シリコーングリス)
品番 参考粘度(万mm2/S)
FSG-0002 2.5
FSG-1030 30
FSG-1050 50
FSG-1065 65
FSG-1080 80
FSG-1120 120
FSG-1150 150
FSG-1165 165
FSG-1170 170
FSG-1190 190
FSG-1200 200

被支持体に求める防振特性に応じて形状、可動部材質、粘性流体を選定します。
硬質部の色組合せにより、部品識別が容易になります。
上記材料においては、RoHS指令などに該当する指定環境負荷物質は含有しておりません。
また、製品最終Assy工程では超音波溶着法を採用しており(接着剤不使用)、環境を配慮したクリーンな製品となっております。

優れた耐破壊性とシャフト保持力を有する粘性流体封入式ダンパー

特長

  • 高い耐久性:
    攪拌部に硬質部を設けたことにより、シャフト保持部の磨耗によるダンパーの破れを大幅に低減しました。
  • 高いシャフト保持力:
    攪拌部に硬質部を設けたことにより、シャフト保持力が大幅に向上しております。
  • 良好な振動伝達特性:
    HBDと同等もしくはそれ以上の振動伝達特性を有し、HBDからHFDへ容易に置き換えることが可能です (※1)。※1 シャフトピンの変更が必要となります。

試験治具:下面3点支持マスモデル使用(質量約380g)
試験条件:85℃、水平設置、3.2Grms(ランダム振動)
ASSY品、推奨シャフト使用
引張スピード :50mm/min

特長

  • 無硫黄加硫:
    硫黄架橋でないG-Polstarを使用しているため、銀接点への腐食が発生しません。
  • 高効率な生産性:
    ダンパー内部の粘性流体は硬質樹脂を超音波溶着する事で密閉しております。
    従来のゴムダンパーのような加硫接着をしておりませんので、自働ASSYラインで高効率に生産可能です。
  • ガスバリア性及び損失正接(損失係数):
    B-HBDは可動部にG-Polstarを使用する事で、TPEと比較して、
    高いガスバリア性及び高減衰性を有します。
  • 幅広い材料を選定:
    B-HBDの構造は、可動部・硬質部に様々な材料を使用する事が可能です。
気体透過率差圧法ガス透過試験結果 (JIS K 7126) 動的粘弾性測定結果

基本構成

ダミー振動の低減や衝撃を緩和する事に特化した熱硬化性ラバーです。

弊社製品を開発したエンジニアへのご意見を承っております。
製品のご感想や、カスタマイズのご要望、技術的なアドバイスなど、お気軽にお問い合わせ下さい。